2021.03.15(月曜日)
こんにちは、フェアウェルプランナーの浜盛です。
今回は、よくあるご質問の中から、献花(けんか)について詳しくご紹介いたします。
「偲ぶ会の案内状が届きました。その中に、献花をしていただくセレモニーがございます、とありますが、献花はいくらですか?」と質問のお問い合わせがございました。
回答は、
「献花は会場にて主催者がご用意しておりますので、献花の費用はかかりません。」とお伝えし、恐らく、供花(きょうか)と勘違いをされた可能性があると思い、供花のお値段をお伝えしました。
では、改めて、献花(けんか)は、専門用語ですよね、
そこで、献花の言葉の意味をお伝えしたいと思います。
国語辞典で調べてみると、
神前、死者の霊前などに花を供えること とあります。
「献」の意味だけを、漢和辞典で調べてみると、
差し上げる、たてまつる、ささげる とあります。
祭壇の前で、祭壇に飾られたご遺影の前で、故人へ一輪の花を差し上げる、という行為を、「献花をする」といいます。
献花のお花は、主催者様が花の種類を選び、弊社(などの準備代行会社)が会場に準備をしております。よって、参加される方が献花の花を用意する必要はございません。
献花の花については、様々な花の種類がございますが、バラやカーネーションが一般的です。
献花のタイミングについては、次の例がございます。参加される偲ぶ会、お別れの会の進行によりますが、参考になさってください。
パターン1
受付 → 献花 → セレモニー → 歓談(会食)
パターン2
受付 → 開式(セレモニー開始) → 黙とう → 主催者挨拶 → 追悼の言葉 → 献花 → 歓談(会食)
献花の仕方(例)を画像にて説明していきます。ハンドバックなどをお持ちの際、献花をする台の手前に、バックを置く場所が設けられていますので、ご利用くださいませ。
(1)献花用のお花が置いてある盆から、片手で一輪、お取り下さい。
(2)祭壇の前に献花台があります。両手で、「花の部分」を手前(自分)に向けて置きます。
(3)祭壇上の遺影に向かって(正式には)一礼です。合掌も有りです。
献花の際、花を手前、茎を祭壇側に向ける理由は、神道(しんとう)の玉串奉奠(たまぐしほうてん)、神様が枝を持ち易いように、という考え方から、
それが転じて、仏様や故人が手に取り易いように、となりました。
以上、献花についてご説明をさせていただきました。
弊社の実績豊富なフェアウェルプランナーが親切丁寧にお応えいたします。
費用の概算、おすすめの会場、開催の時期、プログラム、お別れの会・偲ぶ会・社葬の違い…など