故人にかかわりのあった友人や知人、お取引先様に声を掛け、故人の足跡をたどる場として、
また、お互いが感謝する場として、催す『お別れの会』。
ネクストページは、ご遺族のご希望やご意向に沿いつつ、故人の人生に敬意を払い、ご遺族や参会者の心に残る送別の機会を創りあげるべく、
「お別れの会」「偲ぶ会」「社葬」を、きめ細やかにプロデュース(企画・準備の代行)いたします。
偲ぶ会の案内状に「献花をしていただくセレモニーがございます」と書かれていて、「献花って何?費用はかかるの?」と戸惑った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 結論からお伝えすると、献花の費用は参会者にはかかりません。花は主催者側が用意しています。 このページでは、献花の読み方・意味から、やり方の手順、花を手前に向ける理由、供花との違い、献花台、献花料まで、お別れの会・偲ぶ会の献花に必要な知識をまとめて解説します。 献花(けんか)とは?言葉の意味と読み方 献花(けんか)とは、神前や故人の霊前に花を供えることです。「けんか」と読みます(「けんばな」ではありません)。 「献」の字は「差し上げる、たてまつる、ささげる」という意味を持ちます。つまり献花とは、祭壇に飾られたご遺影の前で、故人へ一輪の花を差し上げる行為のことです。 もともとはキリスト教式の葬儀で行われていた儀式ですが、お別れの会・偲ぶ会では、仏式の「焼香」や神式の「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」に代わる儀式として広く採用されています。お別れの会は宗教色のない場であるため、宗教・宗派を問わず誰でも自然に行える献花が選ばれるのです。 献花と供花(きょうか)の違い 献花と混同されやすいのが「供花(きょうか)」です。この二つはまったく別のものです。 献花(けんか) 供花(きょうか) 何をするか 参会者が一人一輪の花を祭壇に供える 祭壇周りに飾るスタンド花・アレンジメントを贈る 費用負担 主催者が用意(参会者の負担なし) 贈り主が負担(1基 数千円〜数万円) タイミング 会の進行中(セレモニー内) 会の前日〜当日に会場へ届ける 手配方法 準備不要(会場で渡される) 主催者・準備代行会社に注文 数え方 「一輪」 「1基」(一対の場合は「1対」) 案内状に「献花をしていただくセレモニーがございます」と書かれている場合、参会者が花を買って持参する必要はありません。供花を贈りたい場合は、事前に主催者や準備代行会社にご相談ください。 献花に使われる花の種類 献花に使われる花は主催者が選びますが、一般的には白を基調とした茎の長い花が選ばれます。茎が長い花が好まれるのは、献花台に置く際に扱いやすいためです。 バラ──最も多く使われる花の一つ。白いバラが定番です。 カーネーション──茎がしっかりしており、扱いやすい花です。 菊(マム)──和の雰囲気が合う場面で選ばれます。 ユリ──香りが華やかで、格式のある会に合います。 近年では、故人の好きだった花の色や種類を取り入れるケースも増えています。花の色は白が最も一般的ですが、故人の人柄に合わせて淡いピンクやクリーム色が選ばれることもあります。 また、花だけに限らず、故人の趣味に合わせた品物を「献じる」ケースもあります。たとえば、野球好きの故人にボールを献じたり、料理好きの故人に稲穂を捧げたりした事例もあります。 お別れの会・偲ぶ会での献花のタイミング 献花が行われるタイミングは、会の進行方式によって異なります。代表的な2パターンをご紹介します。 パターン①:セレモニー前に献花 受付 → 献花 → セレモニー(式典) → 歓談(会食) 参会者が到着後すぐに献花を行い、その後セレモニーに入る流れです。 パターン②:セレモニー後に献花 受付 → 開式 → 黙とう → 主催者挨拶 → 追悼の言葉 → 献花 → 歓談(会食) セレモニーの締めくくりとして献花を行い、歓談に移る流れです。全体の9割がこのパターンです。 献花のやり方──5つのステップ 献花の手順は以下の通りです。初めての方でも、この流れを知っておけば安心です。 ステップ①:花を受け取る 献花用のお花が置いてある盆(またはスタッフの手)から、片手で一輪を受け取ります。ハンドバッグなどの手荷物は、献花台の手前に設けられた荷物置き場に置いてください。 ステップ②:祭壇の前に進む 献花台の前まで進みます。花は右手を花の下に添え、左手で茎の根元を上から持ち、胸の高さに合わせて運びます。右の手のひらは上向き、左の手のひらは下向きになるようにします。 ステップ③:花の向きを変えて置く 献花台の前で、花を時計回りに回転させ、「花の部分」を手前(自分側)、「茎」を祭壇側に向けて両手で静かに置きます。 ステップ④:一礼する 祭壇上の遺影に向かって一礼します。合掌でも構いません。 ステップ⑤:席に戻る 2〜3歩下がってから、遺族に一礼して自分の席に戻ります。 なぜ花を手前、茎を祭壇側に向けるのか? 献花で「花を自分側、茎を祭壇側」に向ける作法に疑問を持つ方は少なくありません。 このルーツは、神道(しんとう)の玉串奉奠(たまぐしほうてん)にあります。玉串奉奠では、神様が枝を持ちやすいように、枝の根元を神前に向けて供えます。 この考え方が転じて、献花でも「仏様や故人が手に取りやすいように」茎(持つ部分)を祭壇側に向ける作法が定着しました。 つまり、花を手前に向けるのは「自分のために飾る」のではなく、「故人に差し上げる」という敬意の表現なのです。 献花台(けんかだい)とは 献花台とは、参会者が献花した花を置くための台のことです。祭壇の手前に設置されます。 お別れの会・偲ぶ会では、献花台の設置は主催者側(またはネクストページのような準備代行会社)が行います。参会者が献花台について準備する必要はありません。 献花台の基本的な設営 献花台の設営には、以下のものが必要です。 献花台本体──花を置く台。白い布で覆うのが一般的です。 献花用の花を入れる盆──参会者が花を手に取る黒盆 手荷物置き場──献花前にバッグを置くための台やスペース ホテルの宴会場で開催する場合は、会場側が献花台を用意してくれるケースがほとんどです。公共施設を利用する場合は、主催者側で献花台やテーブルを手配する必要があります。 献花台に置く花の相場 献花用の花は、1本あたり200〜500円程度が一般的です。参会者数×単価が献花の花代の目安になります。たとえば100名規模のお別れの会であれば、献花用の花だけで2万〜5万円程度を見込んでおくとよいでしょう。この費用は、お別れの会の全体予算(祭壇・飲食・会場費等)に含まれます。 献花料(けんかりょう)とは 献花料とは、主にキリスト教式の葬儀で、仏式の「香典」に代わって参列者が遺族に渡す金銭のことです。「御花料(おはなりょう)」とも呼ばれます。 お別れの会・偲ぶ会では、献花料という名目で金銭を持参するケースは一般的ではありません。お別れの会は「会費制」が主流であり、案内状に記載された会費を受付でお支払いいただく形が大半です。 献花料と供花料の違い 献花料 供花料 意味 仏式の香典に代わる金銭(キリスト教式) 供花の代金として渡す金銭 使う場面 キリスト教式の葬儀 宗派を問わず 封筒の表書き 「御花料」「献花料」 「御供花料」 お別れの会での扱い 通常は不要(会費制が一般的) 供花を贈る場合に別途発生 お別れの会の案内状に「会費制」と記載がある場合は、献花料・香典を別途持参する必要はありません。案内状の記載に従ってください。 → 会費・香典のマナーについて:マナー・香典(FAQ)→ 会費制の考え方:会費制の場合、ご香典は必要か? よくある質問 Q. 献花の費用はかかりますか? 参会者の費用負担はありません。献花用の花は主催者側が用意しています。 Q. 自分で花を持参してもいいですか? 持参した花を献花台に供えることはできません。献花は主催者が用意した花で統一して行います。個人的に花を贈りたい場合は「供花(きょうか)」として、事前に主催者や準備代行会社に相談してください。 Q. 献花のときに合掌してもいいですか? 一礼が正式な作法ですが、合掌しても問題ありません。お別れの会は宗教色のない場ですので、ご自身の気持ちに合った形で故人を偲んでください。 Q. 献花台の花はその後どうなりますか? 閉会後、主催者側(または準備代行会社)が回収・片付けを行います。参会者が持ち帰ることは通常ありません。 あわせて読みたい関連記事 テーマ 記事リンク 偲ぶ会の意味・定義 偲ぶ(しのぶ)とは?偲ぶ会の意味・お別れの会との違い 服装(平服とは?) 「平服でお越しください」とは? 香典・会費のマナー マナー・香典(FAQ) 会費制と香典の考え方 会費制の場合、ご香典は必要か? 献杯のマナー 献杯(乾杯)のマナーを教えてください(FAQ) お別れの会の流れ お別れの会・偲ぶ会の流れ 費用・準備の総合ガイド 全知識まとめ(ピラーページ) 著者プロフィール 小池 中(Ataru Koike)|エンディングプランナー 家族葬後の「お別れの会」「偲ぶ会」専門のエンディングプランナー。これまで多数の開催相談・実務サポートに携わり、スライドショー制作・メモリアルコーナー設置・演出設計まで幅広い事例を経験。 「葬儀の延長ではなく、締めくくりの場を設計する」を理念に、演出・進行・費用相場など実務に基づく具体的な判断基準を発信している。 ▶ 会社概要・詳細プロフィールhttps://www.nextpage.co.jp/corporate/
お別れの会・偲ぶ会の主催者になると、避けて通れないのが開会時の挨拶です。 「何を話せばいいのかわからない」「原稿はどう作ればいいのか」──ほとんどの主催者にとって初めての経験であり、不安を感じるのは当然です。 このページでは、年間多数のお別れの会をプロデュースしてきた専門プランナーが、挨拶原稿の作り方を「起承転結」のフレームワークで解説し、そのまま使える4パターンの例文をご紹介します。 挨拶の前に押さえる3つの基本 ① 長さは4分以内が目安 主催者の挨拶のあとには、追悼の言葉(1〜2名)や献杯の発声が続きます。参会者は着席していないことも多く、昼食時間帯であることを考慮すると、長くても4分程度にまとめましょう。ゆっくり話すと1分間に約250字ですので、原稿は800〜1,000字が適切です。 ② 葬儀の定型句は使わない お別れの会は葬儀ではありません。決まりきった言い回しは極力避け、ご自身の言葉で温かみのある内容を心がけてください。紙を用意しても構いませんが、できるだけ顔を上げて話すことをおすすめします。 ③ 表情・声のトーン・スピードを意識する 原稿の内容と同じくらい大切なのが「伝え方」です。穏やかな表情で、聞き取りやすい速さで話しましょう。思い出やエピソードは、ユーモアを交えて場を和ませることができると、故人も喜んでくれるのではないでしょうか。 挨拶原稿を「起承転結」で組み立てる 挨拶原稿は、「起・承・転・結」の4ブロックで構成すると、話の流れが自然になり、聞く側も理解しやすくなります。 ブロック 話す内容 起(導入) 参会者への出席のお礼。特に遠方からの来訪者への感謝。遺族への哀悼の気持ち。 承(本題) 故人が亡くなった経緯の報告(個人情報に配慮)。故人の「人となり」──思い出、エピソード、口癖、功績、足跡を具体的に。 転(展開) 今後の決意や願い。法人の場合は新体制のお披露目。家族の場合は故人の遺志の共有。参会者へのお願い。 結(締め) 会のもてなしに非礼があった場合のお詫び。「お時間の許す限り、ごゆっくりお過ごしください」で締めくくる。 この4ブロックを埋めていけば、自然と挨拶原稿の骨子が出来上がります。すべてのブロックを入れる必要はなく、状況に応じて取捨選択してください。 開催目的で挨拶の内容は変わる 挨拶を考える前に、まず「この会の目的は何か」を明確にしましょう。目的によって、「承」と「転」の内容が大きく変わります。 家族(遺族)が主催する場合 故人の足跡・人柄を関係者と共に偲びたい 家族葬で見送ったあと、落ち着いてから改めてお別れの場を設けたい 法人・団体が主催する場合 故人の功績を社内外の関係者と共に称えたい 取引先との関係強化の機会を兼ねたい(弔問外交) 社員・従業員の再結束の機会にしたい 新社長・新経営陣のお披露目を兼ねたい 友人(発起人)が主催する場合 故人と親しかった仲間として、お別れの場を用意したい 遺族に代わって、友人・知人に故人の人柄を伝えたい 【例文①】家族(配偶者)が主催する場合 ブロック 例文 起 皆さま、本日は、〇〇〇(故人名)と私たち家族のために、わざわざお越しくださいまして、本当にありがとうございます。 承 〇〇〇は、●年●月●日、突然、旅立ちました。満●●歳という年齢を考えると、家族としては「早すぎるなあ」と思います。ところで、きょうのこの会は故人が望んだ形です。「葬儀は家族葬で」、「ご縁のあった方には偲ぶ会で」という本人の遺志を尊重しました。 転 また、この会をご案内させていただいた方々は、あらかじめ故人が指名しておりました。どうかご理解くださいますよう、お願い申し上げます。 結 最後になりますが、この後は、お時間の許す限り、故人をお偲びくださいますよう、お願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 【例文②】家族(配偶者)──思い出を織り交ぜるパターン ブロック 例文 起 皆さま、本日は、〇〇〇(故人)の偲ぶ会にご参会くださいまして、誠にありがとうございます。 承 先日、家族葬というスタイルで〇〇〇の旅立ちを見送りました。家族と親族だけでしたので、ゆっくり別れを行ないました。その後、身内も大分落ち着きましたので、きょう皆様と共に故人を偲ぶ機会を持たせていただきました。私どもの結婚生活は●●年に及びました。その間、家庭や仕事の面でたくさんの思い出を作ることができました。その中で一番の喜びは、結婚後●●年目の長女〇〇の誕生でした。 転 故人の闘病生活を通して、長女と私は家族の「絆」をあらためて確かめ合うことができました。それを糧に、これからの人生を歩んでいこうと思います。 結 どうか、これまで同様お付き合いくださいますよう、よろしくお願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 → 家族が主催する場合の詳しい考え方は:家族の主催者挨拶・お別れの会偲ぶ会 【例文③】法人(新社長)が主催する社葬・お別れの会 ブロック 例文 起 本日はご多用のところ、弊社前代表取締役社長・故〇〇〇〇のお別れの会にご参会いただき、誠にありがとうございます。遠方よりお越しくださいました皆様には、重ねて御礼申し上げます。 承 故〇〇は、●●年に弊社を創業し、以来●●年にわたって社業の発展に尽力してまいりました。「〇〇〇〇」という言葉を常に口にし、社員一人ひとりに語りかけていた姿が、今も目に浮かびます。取引先の皆様とも、信頼と誠意で築いた関係は、故〇〇が遺した最大の財産であると考えております。 転 このたび、私が後任として代表取締役社長を拝命いたしました。微力ではございますが、故〇〇の遺志を継ぎ、皆様のご期待に応えられるよう全力を尽くしてまいります。倍旧のお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。 結 本日は行き届かない点もあるかと存じますが、何卒ご容赦ください。この後は、お時間の許す限り、故〇〇を偲んでいただければ幸いです。ありがとうございました。 【例文④】友人(発起人)が主催する偲ぶ会 ブロック 例文 起 本日は、故〇〇〇〇さんのお別れの会にお越しくださいまして、誠にありがとうございます。発起人の〇〇〇〇と申します。こんなにも多くの皆様にお集まりいただき、あらためて〇〇さんの人柄が偲ばれます。 承 私は〇〇さんとは●●(きっかけ:大学のサークル、趣味の集まり等)で出会い、以来●●年にわたるお付き合いをさせていただきました。〇〇さんはいつも●●で(具体的なエピソード)、周囲の人を笑顔にする方でした。 転 ご遺族の〇〇様にもお越しいただいております。〇〇さんとの思い出を語り合いながら、心ゆくまで〇〇さんを偲ぶことにしたいと思います。 結 この後はどうぞ、お時間の許す限りごゆっくりお過ごしください。ありがとうございました。 → 主催者挨拶の考え方全般は:主催者の挨拶・お別れの会偲ぶ会 挨拶で避けるべき言葉 お別れの会は葬儀ほど厳格ではありませんが、以下の言葉は避けるのが無難です。 種類 具体例 理由 忌み言葉 死ぬ、苦しむ、浮かばれない、消える 直接的な死の表現は避ける 重ね言葉 ますます、重ね重ね、くれぐれも、たびたび、次々 不幸が重なることを連想させる 数字の「四」「九」 四回、九回 「死」「苦」を連想させる ただし、お別れの会は新しい送別文化であり、葬儀ほど神経質になる必要はありません。何より大切なのは、故人と向き合い、ご自身の言葉で語ることです。多少の言い間違いがあっても、誠意を込めて話せば、参会者に伝わります。 挨拶原稿を作成するときに大切なこと 故人と向き合い、原稿を作成する時間こそが、お別れの会を行ううえで最も大切なことだと私たちは考えています。 エピソードを思い出し、言葉を選び、原稿に落とし込む──その過程そのものが、主催者にとっての「お別れ」の時間になるのです。 挨拶文やご案内文の作成についてのご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。 あわせて読みたい関連記事 テーマ 記事リンク 主催者挨拶の考え方 主催者の挨拶・お別れの会偲ぶ会 家族が主催する場合の挨拶 家族の主催者挨拶・お別れの会偲ぶ会 偲ぶ会の意味・定義 偲ぶ(しのぶ)とは?偲ぶ会の意味・お別れの会との違い お礼状の文例 偲ぶ会の数日後に送るお礼状 献杯のマナー 献杯(乾杯)のマナーを教えてください(FAQ) 挨拶の考え方(FAQ) 主催者挨拶の考え方を教えてください(FAQ) 費用・準備の総合ガイド 全知識まとめ(ピラーページ) 著者プロフィール 小池 中(Ataru Koike)|エンディングプランナー 家族葬後の「お別れの会」「偲ぶ会」専門のエンディングプランナー。これまで多数の開催相談・実務サポートに携わり、スライドショー制作・メモリアルコーナー設置・演出設計まで幅広い事例を経験。 「葬儀の延長ではなく、締めくくりの場を設計する」を理念に、演出・進行・費用相場など実務に基づく具体的な判断基準を発信している。 ▶ 会社概要・詳細プロフィールhttps://www.nextpage.co.jp/corporate/
「偲ぶ会の案内状が届いたけれど、そもそも"偲ぶ"とはどういう意味?」 「家族葬を終えたあと、偲ぶ会を開くべきか迷っている」 このページでは、「偲ぶ」という言葉の意味から、偲ぶ会の定義・開催形態・お別れの会や葬儀との違いまでをわかりやすく整理しています。費用・服装・挨拶など各テーマの詳細は、それぞれの専門記事でさらに深く解説していますので、あわせてご覧ください。 「偲ぶ」とは?言葉の意味を正しく知る 「偲ぶ(しのぶ)」とは、過ぎ去った物事や遠く離れた人のことを懐かしく思い出すことです。 『広辞苑』では「過ぎ去ったことや遠く離れている人・所などを、なつかしい気持ちで思い出す」と定義されています。古語では「しぬぶ」という形で『万葉集』にも登場し、日本語に古くから根づいた言葉です。 つまり「故人を偲ぶ」とは、亡くなった方の人柄・足跡・思い出を、懐かしさとともに振り返る行為を意味します。 この「偲ぶ」という気持ちを、故人と縁のあった方々が集まって共有する場が「偲ぶ会」です。 偲ぶ会とは?定義と目的 偲ぶ会とは、葬儀(通夜・告別式)とは別の機会に、故人と縁のあった友人・知人・関係者が集まり、故人の人柄や思い出を語り合う送別の場です。 宗教儀式である葬儀と異なり、偲ぶ会には決まった形式がありません。ホテルやレストランを会場に、献花・スライドショー上映・歓談(会食)を中心に構成されるのが一般的です。 偲ぶ会の主な目的は、次の3つです。 ① 弔いの未完了感を解消する 家族葬で見送った場合、友人・知人にはお別れの機会がありません。偲ぶ会は、その「気持ちの整理の場」を提供します。 ② 故人の人生を関係者と共有する 思い出やエピソードを語り合うことで、遺族にとっても新たな発見や癒しになります。 ③ 遺族への弔意を伝える場をつくる 葬儀に参列できなかった方が、改めて遺族にお悔やみを伝えることができます。 お別れの会・偲ぶ会・社葬の違い この3つは混同されがちですが、一般的には以下のように区別されています。 お別れの会 偲ぶ会 社葬 開催時期 没後〜四十九日前後 四十九日以降(一周忌・三回忌なども) 没後数週間〜数ヶ月 主催者 遺族・友人が中心 遺族・友人・発起人 法人・団体 規模 数十〜200名程度 小規模〜大規模まで様々 数百名規模が多い 特徴 葬儀後の比較的早い段階で開催 開催時期を問わない自由度が高い 故人の功績を称え、組織として弔う なお、四十九日を境に名称が変わるのは、四十九日法要の後に納骨を行うケースが多いためです。それ以降は「お別れの会」ではなく「偲ぶ会」と呼ぶのが自然とされています。 ただし厳密なルールがあるわけではなく、実際には四十九日前でも「偲ぶ会」と称するケースもあります。 → 詳しくは:お別れの会と偲ぶ会の違いはなんですか?(FAQ) 偲ぶ会の3つの開催形態 偲ぶ会は、葬儀のスタイルや遺族の状況によって、大きく3つの形態に分かれます。 形態A:家族葬・親族葬のあとに開催 もっとも多いパターンです。葬儀は身内だけで済ませ、落ち着いてから友人・知人を案内して偲ぶ会を行います。 形態B:直葬(ちょくそう)のあとに開催 通夜・告別式を行わず火葬のみを済ませたあと、改めて偲ぶ会を開く形です。 形態C:一周忌・三回忌など法事の機会に開催 法要と偲ぶ会を同日に行うケースです。午前に法要(読経)、午後に偲ぶ会(ホテルなどに移動)という流れが一般的です。 → 詳しくは:お別れの会・偲ぶ会の流れ→ 法要との関係:法要と法事、一回忌と一周忌、享年とは 偲ぶ会と葬儀の決定的な違い 偲ぶ会を理解するうえで、葬儀にあって偲ぶ会にないものを押さえておくと明確です。 葬儀(通夜・告別式) 偲ぶ会 ご遺体 あり なし 読経(僧侶) あり なし(宗教色なし) 焼香 あり なし(献花が一般的) 遺骨・位牌 ─ 安置する場合もある(任意) 会場 斎場・葬儀会館 ホテル・宴会場・レストラン 服装 喪服 平服(案内状に従う) 雰囲気 厳粛 和やか(故人の思い出を語り合う) つまり、偲ぶ会は「宗教儀式」ではなく「故人との関係を社会的に再確認する場」です。だからこそ、故人の好きだった音楽を流したり、思い出の映像を上映したり、エピソードを語り合う時間を中心に据えることができます。 → 献花の作法について:献花(けんか)とは 偲ぶ会が増えている背景 偲ぶ会の需要が拡大している主な要因は、家族葬の急増です。 鎌倉新書「第6回お葬式に関する全国調査」(2024年)によると、家族葬の割合は約50%に達しています。家族葬はご遺族の負担を抑えられる一方、友人・知人にお別れの機会が提供されません。 後から訃報を知った方が自宅に弔問に訪れ、ご遺族がその都度対応に追われるケースも少なくありません。偲ぶ会は、この「弔いの未完了感」を解消し、友人・知人が気持ちの整理をつける場として、社会的に定着しつつあります。 お別れの会・偲ぶ会は、もはや著名人や企業経営者だけのものではなく、一般のご家庭でも広がっています。 偲ぶ会の良いところ・注意点 良いところ 落ち着いて準備ができる。 葬儀は「三日戦争」と言われますが、偲ぶ会は数週間〜数ヶ月の準備期間があります。 故人の意向を反映できる。 好きだった音楽、趣味、人生のテーマなどを演出に組み込めます。 案内する人を選べる。 葬儀と違い、主催者が参会者を決められます。 費用を比較して決められる。 複数の会場候補を検討し、価格交渉も可能です。 注意点 経験者が少ない。 ほとんどの主催者にとって初めての経験で、何から始めればいいかわかりにくい。 会場の選択肢に制限がある。 ホテル宴会場は結婚披露宴と競合するため、特に土日は予約が取りにくい。最も多い組み合わせは「ホテル・平日・昼間」です。 → 費用の詳細:お別れの会・偲ぶ会の費用・服装・準備など全知識まとめ→ 会場選び:会場一覧 偲ぶ会を検討し始めたら──次に読むべき記事一覧 偲ぶ会の準備に必要な各テーマを、専門記事で詳しく解説しています。 主催者の方へ テーマ 記事リンク 費用・服装・準備の総合ガイド 全知識まとめ(ピラーページ) 主催者の挨拶・原稿の作り方 主催者の挨拶・原稿を作成する 主催者側の服装 主催者側の服装ガイド 会費制と香典の考え方 会費制の場合、ご香典は必要か? お礼状の文例 偲ぶ会の数日後に送るお礼状 返礼品の選び方 家族葬とお別れの会偲ぶ会⑫返礼品 演出プランと費用 演出プランと費用 会場の探し方 会場一覧 参会者(出席者)の方へ テーマ 記事リンク 服装(平服とは?) 「平服でお越しください」とは? 参会者側の服装 参会者側の服装ガイド 香典・会費のマナー マナー・香典(FAQ) 献花の作法 献花(けんか)とは 献杯(乾杯)のマナー 献杯のマナーを教えてください(FAQ) その他 テーマ 記事リンク 感謝の会(サンクスパーティー) 感謝の会とは 開催事例 開催事例一覧 よくあるご質問 FAQ一覧 著者プロフィール 小池 中(Ataru Koike)|エンディングプランナー 家族葬後の「お別れの会」「偲ぶ会」専門のエンディングプランナー。これまで多数の開催相談・実務サポートに携わり、ホテル開催・レストラン開催・社葬形式まで幅広い事例を経験。 「葬儀の延長ではなく、人生の締めくくりの場を設計する」を理念に、費用相場・服装マナー・進行設計など、実務に基づく具体的な判断基準を発信している。 ▶ 会社概要・詳細プロフィールhttps://www.nextpage.co.jp/corporate/
エンディングプランナー・小池 中(あたる)です。 家族葬を終えたあと、「故人と親しかった方々に、改めてお別れの場を設けたほうがいいだろうか」と悩まれるご遺族がいらっしゃいます。あるいは、「お別れの会」の案内状を受け取ったけれど、何を着て何を持っていけばいいのかわからない──そんな参会者(さんかいしゃ:お別れの会・偲ぶ会にお越しになる方。葬儀の「参列者」とは区別して使っています)の方も少なくありません。 この記事は、そのどちらの方にもお役に立てるように書きました。お別れの会・偲ぶ会の定義や違いはこの記事で丁寧に解説し、費用・服装・準備・演出といった各テーマの詳しい実務は、それぞれの専門記事でさらに深くお伝えしていきます。まずはこの1本で全体像をつかんでいただき、気になるテーマから読み進めていただければ幸いです。 最初にお伝えしておきたいのは、お別れの会・偲ぶ会は比較的新しい葬送文化だということです。葬儀のような厳格なしきたりや決まりごとはありません。大切なのは「故人が喜んでくれること」「ご遺族の気持ちが癒されること」──この2つを軸に、自由に設計していただいてよいのです。 お別れの会・偲ぶ会とは?定義と目的 お別れの会・偲ぶ会は、ご家族や親族のみで葬儀(密葬:近親者だけで行う非公開の葬儀)を済ませたあと、日を改めて故人にご縁のある方々が集まり、お別れをする場です。読経や焼香といった宗教的プログラムを必須としないのが、通常の葬儀(通夜・告別式)との最大の違いになります。 この「宗教儀礼に縛られない」ということは、形式を簡略化しているのではありません。構造的にまったく異なる行為なのです。葬儀が「故人の魂を送る宗教的手続き」であるのに対し、お別れの会は「生きている方々が故人との関係を再確認する場」にあたります。だからこそ会場にホテルやレストランを選ぶことができますし、故人の好きだった音楽を流し、思い出の映像を上映し、エピソードを語り合う時間を中心に据えることができるのです。 家族葬の増加がこの需要を大きく押し上げています。家族葬はご遺族が気を遣わずに故人を送れる合理的な選択ですが、その一方で友人・知人にはお別れの機会が与えられません。後から訃報を知った方がご自宅に弔問に訪れ、ご遺族がその都度対応に追われるケースも少なくありません。この「弔いの未完了感」を解消し、友人や知人が気持ちの整理をつける場として、お別れの会・偲ぶ会の価値が見直されています。 コロナ禍(2020〜2023年頃)で葬儀規模が大幅に縮小されたことも追い風になりました。鎌倉新書「お葬式に関する全国調査」(2024年)によると、家族葬の割合は50%に達しています。 *出典:鎌倉新書「第6回お葬式に関する全国調査2024」 十分なお別れができなかった方々が、数ヶ月〜数年後に改めてお別れの場を求めるケースが増え、この流れは社会的に定着しつつあります。お別れの会はもはや著名人や企業経営者だけのものではありません。 お別れの会とは 「お別れの会」は、法人・団体が主催するケースが多く、ホテルや宴会専門会場で行う比較的フォーマルな会です。逝去から4週間〜7週間以内に開かれることが多く、参会者にとって「まだお別れしていない」という心理的距離が近い段階での開催が前提になります。悲しみがまだ生々しい時期ですので、献花・追悼の言葉・黙祷といったセレモニー要素を組み込む必要性が高くなります。 私がよくお伝えしている目安としては、四十九日(納骨)までに開催する場合を「お別れの会」と呼ぶのが自然です。 偲ぶ会とは 「偲ぶ会(しのぶかい)」の内容はお別れの会と同じです。開催時期が異なるだけです。四十九日を過ぎてからの会を「偲ぶ会」と称しています。 逝去から7週間前後、その後、一周忌や三回忌の節目に開かれるケースが多く、「偲ぶ」の語が示すとおり、故人との別れはすでに受け入れられており、記憶を共有し合うことに重心が移ります。食事と歓談を中心にした和やかな雰囲気が、場の空気に合いやすいでしょう。 四十九日以降に開催する場合は「偲ぶ会」とお呼びいただくのが自然です。ただし、この呼び分けに厳密な決まりがあるわけではありません。新しい文化ですから、柔軟にお考えいただいて大丈夫です。 お別れの会と偲ぶ会の違い 主催者・規模・形式の違いを表で比較してみましょう。 比較項目 お別れの会 偲ぶ会 主催者 法人・団体・ご遺族 同左 開催時期 逝去後4週間〜7週間(49日まで) 49日以降〜一周忌・三回忌 規模 50〜数百人 同左 形式 セレモニー形式が中心 同左 会場 ホテル・宴会専門会場 同左 雰囲気 厳か&和やか 同左 服装 平服 同左 どちらの形式であっても、ネクストページがサポートいたします。「うちの場合はどちらが合うだろう?」と迷われましたら、お気軽にご相談ください。 葬儀・告別式・法要との違い 「お別れの会は葬儀と何が違うの?」というご質問をよくいただきます。根本的な違いは、葬儀が宗教儀式であるのに対し、お別れの会は宗教色のない自由形式であるという点です。 葬儀(通夜・告別式) 法要(四十九日・一周忌等) お別れの会・偲ぶ会 性質 宗教儀式 宗教的追善供養 自由形式の社会的儀式 主催 ご遺族(宗教者が関与) 同左 ご遺族・法人・友人 時期 逝去直後(通夜翌日) 四十九日・一周忌など節目 自由(1ヶ月後) 宗教色 あり(読経・焼香等) あり なし(自由に設計可能) 参加者 親族中心〜広く一般 親族中心 故人のご縁のある方を招待 四十九日の法要とお別れの会を同日に行うことも可能です。午前にご近親者で法要を行い、午後にお別れの会を開催するケースは実際に多くあります。ただし法要は宗教儀礼ですので、空間と雰囲気の切り替えを設計に組み込んでおくことが大切です。 費用相場と会費制の仕組み お別れの会の費用は、会場・飲食・装花・演出の組み合わせで大きく変わりますが、おおよその目安としては参会者1人あたり2万円〜とお考えいただくとわかりやすいでしょう。50人規模で100万円〜、100人規模で200万円~が相場です。 費用回収の方法としては「会費制」も一案です。案内状に「会費1万5,000円」などと明記する方式で、参会者は金額に迷いませんし、主催される方も収支の見通しが立てやすくなります。家族葬が主流の現在、参会者は葬儀でお香典を渡す機会を逸しているため、会費制にすることはお香典の代わりとして抵抗感がなく、失礼にもあたりません。 「予算をできるだけ抑えたい」「100人規模だけど費用感がわからない」─そんなときは、予算内で複数案をご提案できるプロにご相談いただくのが安心です。 詳しくは以下の記事をご覧ください。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568428/ 服装マナー「平服でお越しください」の正解 案内状に「平服でお越しください」とある場合、男性はダークスーツに白シャツと控えめなネクタイ、女性は黒・紺・グレーの落ち着いたワンピースまたはアンサンブルが基本です。 ここで大切なのは、「平服=普段着」ではないということ。弔事における「略礼装」を意味する言葉ですので、くれぐれもお間違えのないようにしていただければと思います。 ただし、お別れの会・偲ぶ会は新しい文化ですから、葬儀ほど堅く考える必要はありません。私がいつもお伝えしているのは、喪服や黒色ネクタイはむしろ避けていただきたいということ。和やかな雰囲気をつくるためにも、季節を感じさせる明るい色合いの服装でお越しいただいて問題ありません。 男女別の服装については、詳しく以下の記事にて解説しております。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568429/ 香典・供花・弔電のマナー お別れの会では、案内状に「御香典は拝辞させていただきます」と記載されるケースが増えています。この場合はお香典をお持ちにならないのが正解です。「拝辞と書いてあっても持っていくのが礼儀」というお考えもあるかもしれませんが、主催される方の設計意図に反しますので、かえって失礼にあたります。 お香典をお持ちになる場合の表書きは「御花料」が最も適しています。宗教色を排した形式ですので、仏式の「御霊前」「御仏前」よりも宗派を問わない「御花料」をお使いになるのがよいでしょう。 弔電をお送りになる場合は、主催者(ご遺族または法人の事務局)宛てに、会場に届くよう手配します。供花についても、主催者に事前確認のうえお贈りください。 表書き・金額相場・弔電文などの例を交えて、詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568430/ 会場の選び方は?ホテル・宴会専門会場・公共施設 会場選びでは「格式」「アクセス」「費用」の3つの軸で考えるとわかりやすくなります。 会場タイプ 特徴 費用目安 向いているケース ホテル宴会場 設備・サービスが充実。安心感が高い 100万円~ 50人超 宴会専門会場 同上 同上 同上 公共施設 主催者が設営・原状回復 20万円~ 低予算 私がおすすめしているのはホテルの宴会場です。交通の利便性が高く、多様なレイアウトやお食事の提案もしていただけます。特に平日の昼間であれば、ホテル側の空き枠を活用してコストを抑えられるケースもありますので、詳しくは以下の記事をご覧ください。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568431/ 当日の流れとプログラム例 お別れの会の当日は、大きく分けて「受付→開会→献花→追悼の言葉→会食(歓談)→閉会」の流れで進行します。所要時間は2〜2.5時間が一般的です。 最も多いのは「セレモニー形式」で、正面に花祭壇を設置し、献花・黙祷・追悼スピーチを順序立てて進行します。一方、食事と歓談を中心にした「パーティー形式」や、前半をセレモニー・後半をパーティーとする「ハイブリッド型」も近年増えてきています。 形式に決まりはありませんので、「故人が喜んでくれる会」を想像しながら、自由にプログラムを組み立てていただいてよいのです。ただし、50人を超える規模であれば、経験のある司会者と進行管理者を外部から確保されることをおすすめします。 タイムスケジュールの具体例については以下にて解説しております。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568433/ 演出アイデアは?スライドショー・メモリアルコーナー お別れの会が葬儀と決定的に異なるのは、「故人の個性」を前面に出せる点です。人気の演出TOP3をご紹介します。 第1位は、写真のスライドショー(メモリアル映像)です。故人の足せき(足跡)や人とナリ(人柄)を振り返るのにこれ以上のものはありません。最近では8〜9割の主催者がこの映像演出を採用されています。ご家族の場合は子孫のため、法人の場合は将来の社員のためにも、大切な記録になります。 第2位は展示コーナー(故人のお写真・作品・趣味の品を展示)。第3位はBGM(故人がお好きだった音楽)です。 企画力で差がつく演出はお客様のアイデアと、プランナーの経験がいきてきます! https://www.nextpage.co.jp/blog/568434/ 案内状の書き方と返信テンプレート 案内状はお別れの会の「設計仕様書」を参会者にお伝えする文書です。以下の7項目を漏れなく盛り込んでください。 ① 会の名称と趣旨 ② 日時と開始・終了の時刻 ③ 会場名・住所・アクセス方法 ④ 会費の金額(会費制の場合)または香典に関する方針 ⑤ 服装の指定 ⑥ 出欠の返信期限と返信方法 ⑦ 主催者の連絡先 発送は開催日の3〜4週間前が目安です。お食事やお花の無駄を防ぐためにも、出欠をきちんと取ることはとても大切です。なお、案内先リスト作成時のお名前の表記(「渡辺(邊・邉)」など)には細心のご注意を。ここを間違えるのは大変失礼にあたります。 詳しくは、「社内・社外・親族向けテンプレート集」をまとめた以下の記事をご覧ください。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568435/ 開催時期の目安「家族葬後いつがベスト?」 お別れの会・偲ぶ会の開催時期は、逝去後1ヶ月〜1年以内が一般的です。厳密な決まりはありませんが、四十九日の法要に合わせるケースや、一周忌の節目に「偲ぶ会」として開催されるケースが多くあります。 判断の原則はこうです。「お別れの場を求める声がまだ強い」のであれば早めの開催を。「ご遺族の準備が間に合わない」のであれば時期をずらして偲ぶ会とされるのがよいでしょう。大切なのは、ご家族や関係者が落ち着きを取り戻したタイミングで開催すること。外部からの「早くやるべき」という声に無理に合わせる必要はありません。 時期ごとの会の性格の違いや、家族葬のあと、いつ開催すべきかについて詳しくお伝えしています。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568436/ 挨拶・スピーチの文例 お別れの会では、主催者挨拶・ご遺族代表挨拶・友人知人代表スピーチの3つが基本的な挨拶の構成です。 主催者挨拶は会の趣旨と故人の略歴を述べ、ご遺族挨拶は参会者への感謝を中心に400〜600字(1〜2分)で読み上げます。友人知人代表スピーチは故人との具体的なエピソードを1つ中心に据え、3〜5分(800〜1,200字)が目安です。抽象的な賛辞よりも、ひとつの場面描写のほうが参会者の記憶に残ります。 原稿を見ながらお読みになっても、まったく問題ありません。当日のお気持ちで即興を求めるのは酷ですから、事前にご用意されることをおすすめします。 様々な場面や立場での例文をご紹介してますので、以下の記事をご参考ください。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568437/ 友人だけで開く偲ぶ会の始め方 「大規模な会ではなく、親しい友人だけで故人を偲びたい」そんなニーズが増えています。レストランの個室を借りて、お食事とお酒を囲みながら故人の思い出を語り合う。いわば「故人を偲ぶ食事会」というスタイルです。 10〜20人程度の少人数であっても、出欠の確認・会費の設定・簡単な進行台本の準備は必要です。「何から手をつければいいかわからない」という場合は、プロのサポートを活用されるのも一つの選択です。ネクストページでは小規模な偲ぶ会のお手伝いもしていますので、お気軽にご相談ください。 https://www.nextpage.co.jp/blog/568438/ よくある質問(FAQ) Q. お別れの会に招待されていないのですが参列できますか? お別れの会は招待制が原則ですので、案内状が届いていなければ出席は控えるのが基本マナーになります。どうしてもお別れの気持ちをお伝えしたい場合は、ご遺族や主催者に事前にご連絡のうえ、出席の可否をご確認ください。お食事の手配や会場の席数にも影響しますので、無断でのご出席はお避けいただくのがよいでしょう。 Q. お別れの会に行けない場合はどうすればよいですか? 弔電・供花・お手紙で弔意をお伝えする方法があります。弔電は会場に届くよう手配し、欠席のご連絡とともに故人を偲ぶお気持ちを添えましょう。 Q. お別れの会に数珠は必要ですか? 宗教色のないお別れの会・偲ぶ会では、基本的に数珠は不要です。ただし、プログラムの中に焼香が組み込まれている場合はお持ちいただいたほうが安心です。案内状に特別な記載がなければ、お持ちにならなくても問題ありません。 Q. お別れの会と偲ぶ会、どちらを選べばいいですか? 一般的には、四十九日までの開催であれば「お別れの会」、それ以降であれば「偲ぶ会」が自然です。とはいえ新しい文化ですから厳密な決まりはありません。迷われたらプロにご相談いただくのが確実です。 Q. 会費はどのように渡せばよいですか? 会費制の場合は、受付で直接お支払いいただくか、白封筒に入れてお渡しください。のし袋は不要です。新札でなくても構いませんが、きれいなお札をご用意されるのがマナーです。 まとめ お別れの会・偲ぶ会は新しい文化だからこそ、形式やしきたりに縛られず、故人が喜んでくれる会を自由に設計できます。大切なのは、参会者が「来てよかった」と感じ、ご遺族が「開いてよかった」と思える会にすること。 とはいえ、初めての経験で何から始めればいいかわからない──そんな方がほとんどです。ネクストページでは、最短1時間のスピード回答と、ご予算内での柔軟なご提案で、お別れの会・偲ぶ会の準備をトータルでサポートしています。 ▶まずはお気軽に無料相談をご利用ください。 ▶お別れの会・偲ぶ会の費用・服装・準備など全知識まとめはこちら 著者プロフィール 小池 中(Ataru Koike)|エンディングプランナー 家族葬後の「お別れの会」「偲ぶ会」専門のエンディングプランナー。これまで多数の開催相談・実務サポートに携わり、ホテル開催・レストラン開催・社葬形式まで幅広い事例を経験。 「葬儀の延長ではなく、人生の締めくくりの場を設計する」を理念に、費用相場・服装マナー・進行設計など、実務に基づく具体的な判断基準を発信している。 ▶ 会社概要・詳細プロフィールhttps://www.nextpage.co.jp/corporate/
家族葬(密葬)の後、1ヶ月前後経ってから行うお別れの会・偲ぶ会(しのぶ会)・社葬について
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立食・着席など参会者の人数や、セレモニーの内容により最適なスタイルをご紹介いたします。
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ネクストページはお別れの会、偲ぶ会(しのぶ会)、社葬のプロデュース・プランニングを専門とする会社です。弊社がご提案する『お別れの会』では、一般的な葬儀にはない演出を施し、故人の人生を振り返り、故人の意外な一面を知って頂くことで、故人の人生を讃える一方、ご遺族や参会者の心に残る、送別の機会をご提供します。
また、お取引先様、従業員の皆様が集うことで、故人とのご縁を、お別れの会後へも引き継いでいく機会とするお手伝いも致します。
ネクストページは、ご遺族のご希望やご意向に添いつつ「故人の人生に敬意を払う感動的なお別れの会」を創りあげるべく、トータルプロデュース及びサポートを致します。
迅速な会場の仮予約と、その後原則24時間以内にご指定の場所へ伺い詳細のヒアリング・ご提案をさせていただきます。
複数会場から入手した見積書を基に、主催者様と最適な会場・プランを検討、お選びさせていただきます。(無料)
初めにご要望をお聞きする担当者(フェアウェルプランナー)が、当日会場での総指揮まで、一貫して担当致します。
ご案内状の作成・筆耕・投函や出欠の取りまとめ、参会者からのお問い合わせへの回答なども主催者に代わって行います。
祭壇は低価格で高品質とご評価を頂いております。思い出写真のパネルや映像お任せ下さい。(遺品展示例)
お別れの会・偲ぶ会・社葬の参会者50名の場合のプラン例をご紹介しております。会場、演出やご予算などに応じて柔軟なプランニングを心がけておりますので、遠慮なくご希望をお聞かせ下さい。
お別れの会・偲ぶ会・社葬当日までの事前準備と、当日の進行スケジュール例をご紹介いたします。事前準備から進行まで、ネクストページではトータルに主催者様をサポートさせていただきます。
地下鉄「大手町駅」C13出口より地下通路直通
JR「東京駅」丸の内北口より徒歩8分
・JR「東京駅」丸の内南口直結
・JR「東京駅」新幹線中央乗換口より徒歩1分
・東京メトロ丸の内線「東京駅」より徒歩3分
◆JR山手線・目白駅からバスで10分 目白駅改札前の横断歩道を渡り、
左手のバス停5番乗場「目白駅前」より都バス新宿西口行き、
または右手側の8番乗場「川村学園前」よりホテル椿山荘東京行き、新宿西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車。所要時間約10分料金大人210円(IC:206円)
◆東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅から徒歩で10分
東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅1a出口から地上に出て、神田川の橋(江戸川橋)を渡り、約30m先ひとつめの信号(八百屋の角)を左折。道なり(坂道)に約500m
◆無料シャトルバス※土日祝日のみ運行
池袋駅西口7番停留所⇔ホテル椿山荘東京(ノンストップ)所要時間約20分
各線地下鉄「溜池山王駅」13番出口より、徒歩1分
南北線「六本木一丁目駅」 3番出口より徒歩2分(六本木一丁目駅より約5分)
弊社の実績豊富なフェアウェルプランナーが親切丁寧にお応えいたします。
費用の概算、おすすめの会場、開催の時期、プログラム、お別れの会・偲ぶ会・社葬の違い…など